2017年12月11日

うしろの正面

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*画像は下記サイトより。


ガーディアンを見ていたら、奇妙な建物のサムネイル写真があって気になり記事へ飛ぶ。夜の街景に浮かぶ書き割りのような平べったい家や建物。光の陰影や背景を見る限り、合成やCGではない感じがあって、いったいこれは何なんだろう? と不思議に思う。これはフランスのアーティスト、Zacharie Gaudrillot-Roy(ザシャリー・ゴウドリロ・ロイ?)さんの「Facades」シリーズというテーマで撮られた写真作品だった。建物の正面・側面部分だけを残し、消した部分の変わりに周囲の風景を付け加えるという手法で、擬似的な建造物を表現している。あまりにリアルなんで、もしかするとこんな平べったい建物を実際に建てたんじゃないかとすら思ったほど、写真としてもよく出来ている。普段見慣れているものの、ほんの一部がなくなっただけで、これほどまでに思い込んでいた景色が激変するなんて、今まで想像すらしなかったけれど、こういうコロンブスの卵的なアプローチで新しいイメージを生み出すのって面白い。インドの名所ハワー・マハルを思い出してしまった。


Nightscapes in a ghost town – in pictures
https://www.theguardian.com/artanddesign/gallery/2017/dec/09/nightscapes-in-a-ghost-town-in-pictures
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2017年12月09日

インドのヤバイ奴


インドの紅茶の作り方 (チャイ)  (今日ヤバイ奴に会った)


インドで邦人向けに不動産業と日本食の販売をしているという「今日ヤバイ奴に会った」さんのユーチューブ動画がけっこう好きでよく見ている。インドで生活する中でのちょっとした驚きや、面白い場所なんかを紹介している動画なんだけど、その中でもとくに屋台関連の「How To Make」ものが、楽しくて、さすがインド、屋台料理のバリエーションが本当に多いし、またそれぞれ個性的だ。屋台ごとのアクロバティックな調理法や、日本人から見ると、え! とビックリするような素材や調味料なんかがあったりして、ほんと飽きることがない。なるほど、こういう組み合わせがあるのか、なんていう風に自分で料理をするときの参考にもなったりして。編集や文字の入れ方なども上手で、こういうのを見ると旅先で出会ったものを伝えるのに動画ほど分かりやすいものはないなぁとか思ったりもする。もし、僕が今度どこかへ行くとしたのなら、写真以外の方法で撮ることも考えないといけないな、なんてことも考えたり。まぁ、当面どこかに行くなんて予定はさっぱりないけれど。
そういや、「チャイ」といっても場所によって作り方・飲み方が違うのは、以前ベンガル地方を周っていたときに思ったことで、多分その地域のミルクの質や水、使うスパイスの種類によってけっこう味にヴァリエーションが出ているんだなと思った。インドでも素焼きカップのものはあまり見かけなくなっていたし、バングラデシュのチャイにはしょうがが入ってなかったりという大きな違いや、もっと個々の屋台レベルでの違いなんかもわかってくると、意外と研究テーマにまでなりそうな気がする。そういうのはもうインドの人がやっているのかもだけど。



インドのパフェの作り方 (今日ヤバイ奴に会った)
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2017年12月07日

こわい展覧会

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ハサン・ブラーシム「死体展覧会」

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The Corpse Exhibition: And Other Stories of Iraq


なんかこの本面白そう。イラク人作家の短篇集で出版社のHPを見ると

「アラビア語版がヨルダンで直ちに発禁処分を受け、ペンギン社から刊行された英訳版がPEN翻訳文学賞を受賞した、イラク出身の鬼才による14の短篇集。」

と書いてある。原書はアラビア語? 日本版は藤井光さんによる翻訳らしいけど、wikiをみると藤井さんは英文学者ということなので、英語翻訳版からの訳になるのかな? 英題は、「The Corpse Exhibition」でペンギンから出ていた。タイトルはJ.G.バラードの「The Atrocity Exhibition」を彷彿させるところもあるし、ジョイ・ディヴィジョンのレコジャケを連想させるゴス・ノヴェルっぽいブックカバーもかっこよく、ちょっと気になった。



「怖い絵」展 CM映像

中野京子さんの絵画本「怖い絵」シリーズから(多分)生まれた企画展覧会。これ観にいきたかったんだけど、けっこう並んでるらしく、ちょっと無理かな。まぁ、本あるし、読んでいるかぎりは、絵は添え物になっていて、中野京子さんの語り口・切り口の方に面白みがある。





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