2010年03月19日

サデーク川とティエン川の中洲へ -Sa Dec, 2010-

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中洲からティエン川(Song Tien / Tien River)の眺め。

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サデーク橋 (Cau Sa Dec)を渡って東側の対岸へ。橋の向こう側はティエン川と呼ばれるメコン川とサデーク川の中洲になっている。橋を渡り直進するとティエン川にぶつかる。ティエン川に出るとそのまま右に折れ、南の方角へと伸びた一本の道を川沿いに歩いて行く。道が狭まりカラフルなパステル調の壁が迫って来る。Sの字のカーブを越えると視界が開ける。その先は、まっすぐに伸びた道の両脇には民家がずらりと続き、区画の名?が記された看板が掲げられている。日本の長屋の雰囲気がある懐かしい雰囲気で、皆、家の前に出ては談笑しあっている。ここを道なりに南下し、しばらく歩き続けると道は途切れ二つの川をつなぐ水路にはばまれる。さらに向こうに見える島へと渡るには、この間を往復している船に乗らなければならない。船着場からは大きな、大きなティエン川がゆったりと流れているのが見える。

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NHAM DAN PHUONG 4 QUYET TAM DOAN KET
XAY DUNG DOI SONG VAN HOA !

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■ 白砂の道
すくすく育った緑はくすくすと笑い、わさわさと繁った緑がさわさわ揺れる。サデーク川に浮かぶ小さな中洲を貫く一本の道は白砂で、あたりをにぎやかな緑に囲まれている為、ここを歩いていると海沿いの町にやってきたかのような錯覚になる。

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祭壇の後ろに敷かれた日よけの為のピンクの布は、まるで炎のようにはためき揺れている。サデーク川からは夕日が差し込み、船着場近くにあった建物の床板に長い影をつくっていた。プラスティックの赤椅子は、発光ダイオードが光っているかのような人工的な色になっている。一瞬、潮風が吹いたかのような気がした。

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川の中では少年たちが鬼ごっこ?をしてはしゃいでいた。黄金色に輝く水しぶきが舞い上がる。

サデーク川とティエン川に浮かぶ中洲から見た青空市場のある街側の眺め。この場所は船着場になっていて、小さな渡し船が中洲と街とを定期的に往復している。
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■ 色鉛筆で青空に
サデーク川とティエン川の間に浮かぶ中洲にある船着場。小さな渡し船に乗って川を渡り、青空市場でにぎわう街側へと向う。料金:1,000ドン。
川下の方角にはサデークの街で一番背の高い教会の塔が見える。サデークの街のシンボルだ。夕日を浴びたカボチャ色の塔は、まるで今まさに青空にメッセージを書こうとしている色鉛筆のよう。太陽が沈んでしまう前に、感謝の言葉を残そうとしているんだ。船は旋回し投降口を西に向けた。ちゃぷり、ちゃぷりと船底に波が寄せる。3分程の短いクルーズ。


メコンデルタの河川
http://cantho.cool.ne.jp/mekong/water/river.html


Rivers in the Mekong Delta
http://cantho.cool.ne.jp/mekong/water/river_e.html



越南 | 沙瀝 (同塔省)
ベトナム、サデーク(ドンタップ省)
Sa Dec, Dong Thap Province, Vietnam
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2009年08月23日

Sketches of Sa Dec・サデーク素描 (4) 市場 -Vietnam, 2009-

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■ サデークのオープン・マーケット
サデーク川の沿道に野外市場が続く。びっしりと隙間なく重なる、大きなパラソルやビニールシートの屋根がアスファルトの道に、にょっきり生えてきたキノコのように見える。胞子がふり落ちて、日に日に増殖していく。

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市場で食事中のばっちゃん。ばぁさんの笑顔を見れば、その国が元気なのかが良くわかる。国の豊かさは、貿易総額や保有外貨の量などではなく、そこに住む人の笑顔の数で決まるもの。

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サデーク川沿いの道に野外市場が続いている。川側には魚貝類、橋のふもと側にかけては米や豆の穀物類の店が並んでいる。ベトナムの南部、メコンデルタは三毛作が可能な豊かな穀倉地帯。

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サデーク川にかかる橋のたもとから川沿いにずらりと伸びたオープン・マーケットも200m程歩くと終わりを迎える。ここが市場の尻尾部分。雑然としたのりしろがしばらく続く。

■ Cho Thuc Pham周辺
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サデークの街の台所。精肉と青果の市場。ここを中心に大小の市場が集まっている。中は鉄骨がむき出しで、倉庫のような作り。小型の飛行機が格納出来る程の広さと天井がある。この高い天井と全体を吹抜けにしたおかげで、炎天下の中でもこの市場だけは温度が上がらない。暑さで傷みやすい生物を並べるにとても向いている。光も届かずに真っ昼間でも薄暗く、外との輝度差が激しい。

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大きなレバーの塊

豚肉は捨てるところなく使われる。Cho Thuc Pham内は、西側に精肉売り場が集まり、サデーク川のある東側には生鮮野菜、南側に干物・乾物の店が並んでいる。

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にっこり微笑む豚さん。こうなればもう手も足も出ません。

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ベトナムの通貨「ドン」の由来は古く、16〜17世紀、日本との貿易で銅銭*を決済通貨としていた事に始まっているという。この「銅」が訛って「ドン」と呼ばれるようになった。

*日本の銅銭(寛永通宝)は材質の良さから東アジアの決済通貨の一つとして流通していた模様。
ベトナムでは19世紀、フランスに植民地化されるまでは朱印船による日本との貿易で銅銭が決済に使われていた。


ベトナム戦争の後、ベトナムは自国の経済を立て直す為に1986年12月「ドイモイ(刷新)」政策を掲げ近代化を図る。これは、中国が「改革・開放」路線で市場開放を行った8年後の事。そしてソ連がゴルバチョフのもと、ペレストロイカによる改革とグラスノスチ(情報公開)で社会主義国家としての転換を図った翌年である。政策面で近代化を図ろうとしても、変えられない機構上の大きな問題がいくつかある。そのうちのひとつが、自国で流通している通貨「ドン (VND)」に主権がない事。ベトナムの高額紙幣は「紙」ではなく、オーストラリアと同じ「プラスティック(ポリマー紙幣)」で出来ている。現在ではこのポリマー紙幣を採用している国は沢山あるけれども、驚くのは、自国通貨の印刷をオーストラリアに依託している事で、これでは国の財政状況が筒抜けになってしまうし、経済をコントロール出来ないのでは?と推測出来る。何故、他国に通貨の発行・印刷を任せてしまうのかは理解出来ないけれども、ポリマー紙幣自体は「紙製」のものよりも、破れにくく長く流通が可能だという利点もある。財布の中へと仕舞われたこのプラスティック製のお札は、中でこすれ合い静電気を帯び帯電し、やがて「電子のお金」へと姿を変える。銅という金属から紙幣へ、紙幣はプラスティックのお金へと変わり、最終的には電子通貨へと変貌する。銅から電子へ。これは「通貨」というものが何百年という時間をかけて、人を媒介にして電子分解したという事になるんじゃないだろうか。

参考:「ベトナム新時代」坪井善明、「現代ベトナムを知るための60章」


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■ Cho Sa Dec -Khu An Uong-
ショッピングモールとなったサデーク市場の裏には「Khu An Uong」の看板が掲げられたトタン屋根の市場があり、中では飲食店と青果売りの店が並んでいる。

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Cho Thuc Pham前のバイク置き場。サデークは小さな街なのに、市場前の小さな広場にもかかわらず、スクーターが隙間なくびっしりと並ぶ。皆、一体どっから来てるんだろうと不思議で仕方なかった。

■ サデーク川の渡し船
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青空市場側の船着場「Nha Cho」

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(サデーク川とティエン川の間に浮かぶ)中洲側の船着場。

サデーク川沿いに続く青空市場と対岸の中洲との間を渡し船が往復している。
船着場は青空市場の北側(川上方面)にあり、「Nha Cho」という青い小さな木の板が目印。
対岸へは約3分ほど。料金は、1,000ドン。


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*Click for Large
便利!サデークの中心、市場周辺の地図。


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2009年08月13日

Sketches of Sa Dec・サデーク素描 (2) -Vietnam, 2009-

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■ 花の家
立派なブーゲンビリアのあるお家。この家を撮っていると勝手口からお父さんが赤ちゃんを抱きかかえにっこりと現れた。お父さんは自慢げに木を見上げ、「おーぃ、この家の写真撮られたよ」とお母さんを呼びに戻る。

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晴れた日は、洗いたての真っ白なスニーカーを履いて、でっかい青空の中を散歩しよう。歩き疲れたら入道雲のふんわりソファでひと休み。

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■ 白蝶
真っ青な空に、純白の雲が浮かぶ。太陽は肌を焦がそうと、いらぬおせっかいを焼いてくる。正午の街は少しばかり静まりかえる。皆、陽射しを避けようと戸口から出てこない。アスファルトの下からは、ぐんぐんと熱が放射されゆらゆらと視界が揺れる。意識がとろんと落ちた頃、目の前を真っ白な羽衣を着た天女が艶やかな長髪をなびかせ走り抜けて行った。わずかの間、暑さは止まり清涼な風が吹いた。サデークの午後、白い蝶が舞う。

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■ 竹線香
住宅街の片隅で、突然に新種のハリネズミのような放射状のトゲを持った物体が現れた。近づいてみると鮮やかな線香がきれいに並べられている。その色彩に見とれていると民家の倉庫からおじいちゃんが現れた。両手に線香を束ね、まぶした黄色い粉を払い落とす。そして、線香を易占い師のようにじゃらじゃらとほぐした後、一気に地面に線香を広げ並べてみせた。ほんの一瞬の間だった。鮮やかな手つきは手品を見ているよう。おじいちゃんはまたすたこらと倉庫へと戻っていった。
(*日本では、唯一「長崎」でこの竹線香(中国から伝わった)を作っています。)

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真っ青な空。照りつける太陽は眩しくて見えない。正午を過ぎたサデークの街は、皆一目散に日影を求め、そこから当分の間は出てこなくなるのでしんと静まりかえる。一生懸命に輝く太陽は、たくさんの汗をせっせとかいている。流れ落ちた太陽の雫は、2、3時間後に激しいスコールとなって地表に振りそそぎ、上気したアスファルトを冷やしてくれる。

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上空を吹く風は強く、雲はあっという間に流れ去って行く。

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サデーク・ホテルと郵便局とをまっすぐに結ぶフンヴォン通り(Duong Hung Vuong)。

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フンヴォン通りとチャンフンダオ通りをつなぐ横道、Duong Do Chien。

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■ サデークの郵便局
郵便局に入ると、窓口の奥には淡い黄色のシャツを着たお姉さんがいて同僚と楽しげに談笑していた。すごいきれかったのでカウンターごしに町のことを尋ねたりした。左側の棟はインターネット・ルームになっていて、中の部屋には20台ほどのパソコンがテーブルごとに並んでいる。ほぼ満席で、子供たちはオンライン・ゲームに夢中だった。

★日本へのエアメール (airmail to Japan from Vietnam)
葉書(小):8,000ドン
葉書(5x7インチ=2Lサイズ):9,000ドン

■ サデーク川とサデーク橋
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サデーク橋(Cau Sa Dec)からサデーク川の川上を望む。朝の柔らかな光と、空の青が混じり川に溶け込んでいる。小さな木船がポンポンポンと気の抜けたエンジン音を立てながら漁へと繰り出す。

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サデーク橋(Cau Sa Dec)はサデーク川に架かる全長128mの小さな鉄橋。ブークアン寺の向かい、フンヴォン通りから伸びていてチャンフンダオ通りをまたいで対岸へと繋がっている。橋幅は狭いけれど、交通量はとても多い。

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サデーク橋のたもとから見たブークアン寺。バイクが沢山停まっている右側のレストランが賑わっていた


■ Song on Cau Sa Dec
サデーク橋のたもとにあるスピーカーからは、メランコリックなメロディの奇妙な歌がめいっぱいの音量で流れていた。

■ サデーク川の対岸へ
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■ PHAN VAN UT
Cau Sa Dec(サデーク橋)を渡り東側の対岸へ。橋を降りるとロータリーになっていて、左手には手入れの行き届いた綺麗な公園が見える。歩き進むと「PHAN VAN UT(誰?)」と言う名の刻まれた胸像が南の空を見つめていた。

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■ パステルの家
Cau Sa Dec(サデーク橋)の東、橋の左側にはパステル塗装の家が並んでいる。ユニークなアーチの玄関や窓の形状、剥げ落ちた漆喰からのぞくレンガが時代を感じさせる。ここに住んでいる天井裏のねずみ達はタキシードを着て駆けずり回っていそうだ。

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■ 黄壁の家と教会
Cau Sa Dec(サデーク橋)を降り、ロータリーを左へ。「PHAN VAN UT」の胸像を通り過ぎ、川べりへと足を向ける。「Duong Lytu Trong」という路地をまっすぐに進むと、サデーク川が見えてくる。橋のたもとからひと区画をぐるりと一周した格好。川沿いに「Duong Le Loi」と名のついた道が走っている。「Duong Lytu Trong」と「Duong Le Loi」の角には美しい垣根とデコラティブな建物が見える。見上げると小さな教会だった。教会の横には淡いカボチャ色の壁と栗色の窓をした美味しそうな家が並んでいる。橋を渡ったサデーク川のこの東側は、向こう岸のにぎやかなフンヴォン通りとは違ってひっそり静まり返っている。

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■ ぎょろ目の漁船
サデーク川の川岸にはずんぐりむっくりとしたユーモラスな形の漁船が連なり停泊している。赤く塗られた船首には大きな目玉模様があってどこか愛嬌がある。船先に描かれたこの二つ目玉は獲物の魚を探すため、つまり豊漁祈願の意味が込められていて、さらに航海の安全を祈る魔よけの意味もあるという。船尾には居住スペースがあって、一家がここで寝泊まりし暮らしている。ほろ屋根の下では母親が炊事と洗濯をし、父親はハンモックに身を沈め子供達が遊ぶ姿に目を細めながらハンモックを静かに揺らしにこにこと見守っていた。

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自分の足をくわえるあひる。「内臓出てまっせ。」「いやぁ、暑いからちょい風にあててるんです。。」

■ 屋台通り
サデーク川と平行して走る「Duong Le Loi」を川上に、北の方角に向かって歩くと、にぎわいを見せる細い路地があった。その周りでは屋台と小さな青空市が開かれている。歩道にはプラスティックのテーブルと椅子が並べられ、おしゃべりと食が弾んでいる。スクーターで買いに来る夫婦、自転車を降りひと休みするばあさん、ほけっと座っている路地裏に住む近所の子供。湯気とパクチー、臓物の匂いがあたりに漂う。屋台の通りを過ぎると川沿いにココナッツの並木が続く。少し先にド派手な装飾の建物が見えてきた。そこはカオダイ教のサデーク支部だった。

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降りそそぐ陽射しが強ければ強いほど、頬にそよぐ風は心地よい。熱風でも潮風でもない、レースのようにさらさらとした風。サデークの街にあふれた花の香りと鳥たちの歌声をひとつに混じえ吹き寄せる。時折、郵便夫の鼻歌もどこからかまぎれ込んでくるが気にしない。この街で退屈しない方法。何もしないこと。


SA DEC - VIETNAM - MEKONG RIVER
http://www.luxurymekongrivercruise.com/destination/Sa-Dec.html

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2009年07月23日

Sketches of Sa Dec・サデーク素描 (1) 朝 -2009-

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早朝5時、身体の冷たさに目が覚める。ベッドに横たわったままいつのまにか寝ていた。まだ外は薄暗い。目覚まし時計を7時にセットし、毛布にくるまりもう一度眠りにつく。7時、目覚ましの電子音。手探りでOFF。2度目の起床は、真っ青な空が目に飛び込んできた。飛び起きて窓の外を見る。強い陽射しが地面に降りそそいでいる。冷たいシャワーを浴びて目を醒まし、急いで身仕度をして外へと出た。サデーク・ホテル前からまっすぐに伸びた道が太陽に照らされ銀色に輝いている。左手に美しい緑の垣根が見えた。標識には「Duong Ngguyen Du」という名の通りが記されている。静かな通りの脇で、近所の人たちが集まりにこやかに話している。さて、サデークの街に挨拶でもするか。

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「花の街、サデーク」
サデークは街全体が花の香りで包まれている。風呂上がりに身体から立ち上る石鹸の香りのように街はほんのりとした花の香りで満ちていて、とてもさわやかで清々しい。サデーク・ホテルを出ると「Duoung Hung Voung」という4車線ほどの幅広い道路ががまっすぐに伸びている。その両脇にレンガを敷きつめた歩道がありマーケットの方角へ向かって歩く。ふと、レンガの上には真っ白い花が積もるように落ちていた。プルメリアの花。何に使うのかはわからないけれども、落ちていた花を新聞紙に乗せて天日干しにする家や、バスケットに花を摘んで乾燥させる家もあったりして集めている。咲き終った花をもう一度楽しむ方法を知っているようだった。

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「Duong Ngguyen Du」をサデーク川に向かって歩くと鮮やかな緑をたくわえた木と白壁の家が現れる。太陽の光が壁とアスファルトに反射してまぶしく輝いている。

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サデーク川沿いの道。

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Duong Tran Hung DaoとDuong Do Chienの交わる角に建つ給水塔。


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