2011年08月30日

チュンポンの宿とコーヒー生豆 -Thailand, 2011-

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煎る前のコーヒー豆。

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50年前から使われているコーヒー豆を煎る大きな窯。まだ現役だそう。

●チュンポンでの宿探し
「タ・タパオ通り」を市場(*1)を横目に北へ。そこから細い路地を入って、LONELY PLANETで人気の高い「Suda Guest House」を訪ねてみるが部屋に空きがなく別宿を探すことに。ちょうど、隣に「SAN TAVEE REST HOUSE(*2)」という新しく出来た宿を見つけたので、泊まれるかをたずねてみようと年季のはいった古い木戸をくぐった。玄関の日陰になったところでは、おじいちゃんが籐組のリクライニングチェアでのんびりとうちわを扇いでいた。やがて人の気配に気づいてゆっくりと振り返り、僕の荷物をかついだ姿を見て小刻みにうなづきながら「ああぃ、部屋を探しているのかい?」とにっこりと微笑んだ。

僕が「シングルの部屋空いてますか?」と言うと、おじいちゃんはよっこらと椅子から立ち上がって、サンダルを引きずるようにして一番近くの部屋を案内し「この部屋だけど、どうだい」と扉を開け中を見せてくれた。部屋の真ん中にベッドがあるだけの簡素なつくりだけれども、まだ床のタイルも新しく清潔で気に入った。即ここに泊まることにした。

ここは、タイの古い民家を改装した宿で、入口をくぐり抜けると中庭が目の前に広がる素敵な空間になっている。宿に関しては息子さんに一切を任せているようだ。木綿布のような素朴さを持ったこの兄ちゃんは、とても控えめでいつも笑顔を絶やさなかった。宿を始める前、元々はコーヒーや茶葉の卸をしていたようで、庭の中ほどにはコーヒー豆を煎る為の窯があり、存在感を放っていた。

中庭には、一斗缶に入ったコーヒー豆や、紅茶の葉が積まれている。
卸値?を尋ねてみると、以下の値段で販売しているという。
紅茶に関しては、チェンマイ産のものよりもセイロン(スリランカ)産の方が良い品質だと言っていた。

●コーヒー豆(ロブスタ種/タイの煮出し式コーヒーに使う用)
500g = 200B
1kg = 400B

●セイロン産の(紅茶)茶葉
500g = 200B
1kg = 400B

●チェンマイ産の(紅茶)茶葉
1kg = 300B


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(*1)
「タ・タパオ市場」
http://tavola-world.seesaa.net/article/222307241.html
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(*2)
"SAN TAVEE REST HOUSE"
宿の部屋はベッドと扇風機、小さな机があるだけの簡素なものだった。
まだ、出来てそれほど経ってないので床のタイルが裸足でも気にならないほど綺麗だった。
バス・トイレは共同で、庭奥の離れにある。ホットシャワー。新しいので快適。
シングル・ルーム:200B
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泰国 | 春蓬
タイ、チュンポン
Chumphon, Thailand
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2011年08月15日

雨のち晴れ -in Chumphon-

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タイ南部、マレー半島の大腿裏にあたる「プラチュアプ・キリカーン」から南下して、「チュンポン」へとやって来た。ずしりと肩に沈む荷物を宿のべッドに放り投げた後、陽気な日差しに誘われるように街へと繰り出した。着いたばかりで右も左もわからないけれど、かろうじて上下の識別だけはつく。子供の頃とは違い三半規管は鍛えられている。揺れる車移動の後でも酔うことはずいぶんと少なくなった。

アスファルトの道路から立ち上る蒸気が身体を「ムシばむ」。
やがて、それは大きな積乱雲となり青空の暗転と同時に、大粒の汗となって地面を叩きつける。

午後三時のスコール。

水滴の銃撃戦は流れ弾が尻に穴が開くほどの激しさで、地面を弾く雨音のコーラスは戒厳令を知らせるサイレンとなった。
しかし、長くは続かない。
わずか、30分で終わった短い革命。

その後に訪れたのは、雲間から射す透き通るようなプラチナ色の夕日。
青い空は開放された。


*「チュンポン」はダイバー達に人気の島「タオ島」への船が出ている事もあって、水着姿で街を闊歩する欧米人旅行者をわりと見かけた。



泰国 | 春蓬
タイ、チュンポン
Chumphon, Thailand
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2010年04月15日

ピー(精霊)の祠 -Chantaburi, Thailand 2009-

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チャンタブリの街を包むように走る「Tet Sabarn 2 Rd」から市場方向に延びた短いソイの行き止まりにあった白亜の祠。朽ちた花の上に新しい花がそっと重ねられている。

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タイの街を歩けば、少しひと気のない場所や街の片隅にぽつんとやや遠慮気味にしてピー(精霊)を祭った祠が建っている。それぞれにピーが舞い降り住み着いているのか、ひとつひとつが個性的で独特の様相となっています。チャンタブリーの市場の外れにあったこの祠は、どこか宇宙的なたたずまい。

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信号機のすぐ脇にある祠。

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祠の祭壇に供えるための花を売る店。店の周囲には香しい花のかおりが漂い、街の一角にちいさな清涼感が生まれる。


泰国(タイ)| チャンタブリー
Chantaburi, Thailand
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2008年05月30日

カロンビーチとラワイビーチ、そしてロン島 -Phuket, 2008-

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■ カロンビーチ(Karon Beach)
砂浜の北側に新しいリゾートホテルが建設中だった。山の斜面を削り基礎工事が出来上がりつつあった。削った土砂が海に流れ出ないように、それらをすくいとる船が浜辺に停留している。カロンビーチはパトンのように湾になってないので波が荒い。

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海岸沿いにアクセサリーや貝殻細工の店が並ぶ。

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■ ラワイビーチ(Rawai Beach)。
浜辺では2匹の犬が魚の取り合いっこをしてじゃれあっている。桟橋の先では地元の若者らが空いたビール缶を転がしながら、釣り糸を海にたらし一日を過ごしていた。

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プーケット島の南東の先にあるラワイビーチに「海のジプシー」の住む村(Sea Gypsy Village, Rawai Beach)がある。浜辺には細長い漁船がいく艘も浮かんでいる小さな漁村。ここで暮らすジプシー達は、海でとれた貝殻などをアクセサリーにして土産物屋を営んでいたりしてこの地に定住しているが、タイの国籍を持っておらず、話す言葉もタイ語ではなく自分達の言葉だという(彼らはモーケン族と呼ばれている)。まだ海を渡り歩いているものもいれば、ここの村のように定住しタイの生活に溶け込んでいるものもいて実数は把握できていない。ビルマ(ミャンマー)やマレー半島西海岸側に広く点在している。彼らの存在を知って、「国籍」という概念の不自由さに気付いた。まず生活が先にありきで、その遥か延長に「村」「町」「国」という組織が生まれてくるはずなのに、今では逆転して、国(組織)に管理され生活しなければ生きていけないような状態になっている。

*5月にビルマ西沿岸を襲った巨大サイクロンの被害者も彼ら海ジプシー達が大半を占めるのではないかといわれている。被害者の数がはっきりしないのは、日本のようにきっちりと戸籍で管理されているわけではなく、人口密度などから割り出すしかなく正確な数は出せないそうだ。

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■ ロン島(Koh Lon)
チャロン湾(Chalong Bay)からボートに乗り5分ほどでロン島(Koh Lon)へと到着する。波打ち際から少し奥へと入り散策すると、廃虚のコテージが現れた。島はわりと大きく、ここに学校もあるそうだ。住民の多くはムスリムでモスクのような建物も広場に見えた。

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ブーゲンビリア(Bougainvilleae)。
真昼の密林の中、秘密をこっそりと語り合った。指先が情熱色の包葉に触れ、二本の指でそっと開いた。葉の奥から突き出た純白の花に唇を合わせ、中に輝くわずかな密を吸い込む。紅色の包葉は紅潮しより鮮やかさを増した。枝は小刻みに震え緑の影を揺らす。汗ではない雫が艶かな葉をつたい落ちる。



☆プーケットミニ情報:
ロケでお世話になった現地コーディネーターのHさんが言うには、プーケットはまだまだ土地の高騰が収まる気配がない様子で、島全体で開発がものすごい勢いで加速している。需要も減っておらず、造ればすぐに売れているような状態だという。それでも規模が大きくなりすぎていて、(この土地バブルが)いつ弾けるんだろうと首をかしげていた。タイで一番物価が高いのは(首都バンコクじゃなく)ここプーケットだろうと言っていた。

☆タイ・ミニ情報:
高い木になるヤシの実は食用に使われ、低い木になるヤシの実はパーム油用として使われている。なので、低い木に実るヤシの実はマズイそう(品種が違う)。
*バイオエタノールで問題になっている「とうもろこし」にも食用と飼料用(原料用も?)とそれぞれに適した品種があるので、エタノール用に育てたとうもろこしを、穀物が不足しているからと言ってそっくりそのまま食用に回せるわけではない。
バングラデシュでお世話になったTさんが「家畜の飼料用のとうもろこしは硬くて食べれたもんじゃない。煮ても焼いても硬いままで、知らずにどっさり買い込んでしまって、あん時はほんとまいったよ」と笑いながら語っていたのを思い出した。


泰国 | 普吉
Phuket, Thailand
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2008年05月26日

Sketches of Phuket・プーケット素描 -Thailand, 2008-

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■ 朝の散歩(パトンビーチ・Patong Beach)
ビュッフェスタイルの朝食をすませ、予定の時間まではまだ少し余裕があるので散歩へと出かけた。ホテルの周りをぐるりと一周する。照りつける太陽と、暴れるような緑とくたびれたコンクリート。パトンの裏通りはこんな感じだ。大きな雲の影が地面に落ち、道に沿ってゆっくりと流れてゆく。日傘がわりにと一緒にその下を歩いていたけれども、あっというまに彼方へと消えて行った。「Sai Nam Yen Rd」から北へと真っすぐに延びた良い道が広がっていた。ここを歩いてみたかったけれども、そろそろ予定の時間になってしまったのでホテルへと引き返す。

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16時半、プーケットタウンからプーケット国際空港へ向かう。雲は風に吹かれるがまま漂い、天気は目まぐるしく変わる。まっすぐに延びたアスファルトが眩しく輝いたかと思うと大きな雲の下をくぐり、走り抜けると夕日で黄金色に輝いたスコールの小さな雨粒がシャンパンの泡のようにフロントガラスに吹きつける。空のショータイムとぴったり重なった。

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チャロン湾。Aochalong Villa Resort & Spa近く。

あばら船とマングローブ。青い空の中を真っ白な雲がすいすいと泳ぐ。沖にはクルーザーやヨットが停泊している。

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■ ゴム園
プーケットタウンから空港へ向かう途中、幹線道路のすぐ横にゴム園があった。深々と草の茂った敷地に、ゴムの木がまっすぐと等間隔に植えられている。かすんで先が見えないほどの果てしない奥行きがあり、たった一歩敷地へと入っただけでもう森深くに迷い込んだ感覚になる。木々の幹は白く螺旋状の溝が刻まれている。見上げると落葉した枝からはわずかに新緑が芽生えている。この時期(5月)はウィンタリング*明け間もない時で樹液がそれほど出ないため、まだタッピング(樹皮の切り付け作業)は行われていないようで、受け皿が幹にくくりつけられたままだった。後で教えてもらったのだけれど、この草むらの中には蛇やサソリが沢山いるので、危ないから入らないようにとの事。ゴムの樹液を取る時は、長袖長ズボンにゴム手袋・ゴム長靴で完全防備して作業するそうだ。

*ウィンタリング:3-4月の落葉期。
葉が落ち次の新芽の準備が始まるのと、まだ土壌に水分が不足しているのでゴムの樹液が出ない為、
多くの農園はこの時期に樹を休ませるので減産となる。

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ラワイビーチからカロンビーチを通りパトンへと走っていると、突然、青空が反転しスコールが降りはじめた粒の雨がフロントガラスを叩き付ける。

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浜辺とは反対側のバングラ通りの斜め向かいには大型ショッピングモール「Jungceylon」があり、その内にカルフールが入っている。店内はとても広く天井が高い。店に入った瞬間に停電になり、電気が戻るまでの15分ほどを真っ暗な店内で過ごす。

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■ 混FUSED
パトン・ビーチ一番の歓楽街「バングラ通り(Bangla Rd.)」の青空を覆いつくす電線の束。無尽に張りめぐらされたこの長く強靭な鞭と看板たちには、重力や法則性のようなものは一切ない。この一帯だけは昼間よりも、夜の方が明るい。性別のつかない蝶たちの舞い落とした燐粉が、ネオンに放射され彩雪のように散りばめられる。

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5バーツのミネラルウォーターのペットボトルに一輪の花。ロウソクの代わりにバラを灯し、女は日影になった机の上でメイクに夢中になっていた。

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at Bangla Street, Patong Beach(パトン・ビーチのバングラ通り)

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夜になるとネオンが一気に開花し、スレンダーできらびやかなニューハーフ達がバーカウンターのお立ち台の上に昇って踊りはじめる。ギラギラ度はカオサンの比じゃない。

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ゴーゴーバーの開店前、お立ち台に乗って遊ぶ女の子。

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夜のRat-u-Thit Songroi pi Rd.


☆プーケットミニ情報:
1)プーケットを走っていると池が多いのに気付く。池の大きさは大小さまざまで、整備され公園になっていたり、ほったらかしになっていたりとこれもまた一様でない。起伏の多い場所だけに何でこんなものがそこらにあるんだろうと思っていると、すぐにその答が返ってきた。プーケット一帯は昔、錫(すず)の鉱山が沢山あって、閉山後その掘った跡に雨水が溜って池になったという事だ。なので池の水深はものすごく深いのだそう。その名残りでプーケットタウンには「スズ通り(Thanon Dibuk)」と呼ばれる通りが今もある。

2)プーケットタウン近くにある大型ショッピングモール「CENTRAL FESTIVAL」は、富裕層が集まる場所のひとつで、地下の駐車場にはピカピカの日本車がズラリと並んでいた。タイは外国製品への関税が高いので、日本車は日本で買うベンツ並の値段になっている。9割がトヨタ、残り1割がホンダで、稀にドイツ車を見る程度で日本車の人気が高い。

☆タイミニ情報:
世界的なインフレ・穀物高騰はタイにも影響していて、今年から米の値段が大幅に上昇している。
(2008年1月に1トン当たり400ドルだったのが760ドルへ上昇。ベトナムが米の輸出禁止措置を取って近隣の東南アジア諸国を巻き込んでの大騒ぎとなった。)
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お気に入りの「Jasmine Gold(2kg)」(一般的な米よりも少し高いジャスミンライス)も2年前は65バーツだったのが、今では110バーツとほぼ2倍の値段にまで跳ね上がっている。


泰国 | 普吉
Patong Beach, Phuket, Thailand
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2008年05月24日

プーケット国際空港 -2008-

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待ち人を迎える白いドレスの女性。

5月2日にビルマ(ミャンマー)を襲った巨大サイクロンの影響でずっと雨続きだと聞いていたけれども前日から晴間が見え始めたという。空港のすぐ横には静かな海が見える。ここのすぐそばにある「ナイヤンビーチ(Nay Yang Beach)」もきれいだと聞いた。海と並行したロビーをゆっくりと歩き、手続きを済ませ空港を出る。


☆プーケットミニ情報:
プーケットでは多くの有名俳優や芸能人、社長さんがリゾートコテージ、島などを買ったりして話題になっていますが、現地の人の度胆を抜いたのがビル・ゲイツ氏。彼は「島を買う」のでは済まずに「島を造ってしまった」のだそう。。もう全てが超越してます。


普吉 | Phuket
プーケット国際空港(普吉國際机場)
HKT (Phuket International Airport)
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2006年12月03日

プーケットからバンコクへ -Thailand, 2004-

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at Phuket Town(プーケット・タウンにて)

雨上がりの日の朝は目覚め方がいくぶん陽気になっている。
体が光を求めてるんだ。

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at Phuket International Airport / プーケット国際空港(普吉國際机場)

12時半、パトン・ビーチから北へ、車を飛ばしプーケット国際空港へ向かう。前日深夜から続いた雨のせいで、空港へ向かう道路で土砂崩れがあり渋滞の車が連なり、その最後尾につける。車の窓の雨粒を数えながら20分ほど待っていると、復旧した様子で車の流れが良くなった。遅れた分を取り戻すようにぐんぐん速度をあげて走る。14時10分発、バンコク行きのフライトに間に合うように。雨季開け間もない時期だったせいか、空港内の乗客はまばらでロビーはがらんと静まり帰っている。


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Phuket to Bangkok (Flight No. OX260 / Dep. Time_14:10 / Air Fare_1,250Baht)

プーケットからバンコク・ドンムアン空港へ

オリエント・タイ航空(Orient Thai Airlines)
http://www.orient-thai.com/


普吉 | 泰国
タイ、プーケット
phuket, Thailand

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2006年12月02日

サムイ島(4)

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ドンサク港からサムイ島へ向かうフェリー、
まだ出発前で操縦室には人影なし。

僕よりも先に乗り込んでいだこいつは無賃乗船。
船長には内緒にしとくよ。
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2006年06月04日

Sketches of "Koh Samui" サムイ島素描 -Thailand, 2004-

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スラー・ターニのドンサク港から出たフェリーは約1時間ほどしてサムイ島の港へと到着した。「ムーン・バンガロー(Moon Bangalows)」という宿の迎えの車が来る手はずになっていたけれども、一向に現れず時間だけが過ぎて行く。港の事務所から宿へ電話をかけてもらい、状況を確認。受付の人によると、迎えの車は随分前にそっちへと向かったのだと言う。話をしていく内に、どうやらフェリーの到着した港が違っていたという事が判明した。サムイ島の港はいくつかあって、通常「スラー・ターニ」から来るフェリーだと「ナトン港(Na Thon Pier)」に着くはずだけれども、もうひとつ別に「トーン・ヤン港(Thong Yang Pier)」に就航しているのもあるという事だった。こちらは主にカーフェリー専用の港となっている。迎えの車から降りて来たのはロジャーというショーン・コネリーに似たイギリス人。暖かいタイがすっかり気にいって、この宿のドライバー兼ガイド、通訳として住み着いてしまったのだのだそうだ。30分ほど走り、「ムーン・バンガロー」へと着いた。大通りから少し外れると、もう草木の生い茂る密林状態になる。

http://www.samui-hotels.com/moonbungalows/

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スコールが激しく叩きつける。本土の都市にあふれる「広告の海」から逃れてきたと思ったら、消費を促す看板がこの島の入り口にも大きく立ちはだかっていた。

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ナトン埠頭。ギュゥーーーーーン!!ツバメの低空飛行と競争。

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午後3時を過ぎた頃、ソンテウに乗りサムイ島北側のメナム・ビーチから西側のナトン・タウンへ。ここにはナトン埠頭がありスーラ・ターニやパンガン島へのフェリーが出ている。ソンテウは屋台広場の広がるロータリーで止まった。突如スコールが降り始め海面を激しく叩く。雨のタップダンス。跳ねる水しぶきで水平線は白ばんでいき空との境界があいまいになってゆく。空と海とがつながる瞬間。

*ソンテウ:乗り合いのタクシー。ピックアップ・トラックの荷台にベンチと雨よけのほろを取り付けた乗り物で島内のある決まったルートを周回している。

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激しいスコール。上空に立ちこめていた暗灰色の雲が熱気をぬぐい去り、静かに宵が訪れる。雨上がりと同時に草むらに潜んでいた虫たちが一斉に合唱を始め、それに合わせて蛙の歌声が重なって、本日の「夜の交響曲」が出来上がる。熱演と共に再び気温が昇り出し、気化した青臭い草の匂いが一帯に立ちこめる。ジジッと放電の音をたてながら、木々に結びつけられた街灯が灯りはじめる。水たまりには小さな星が映っていた。コオロギの独奏によるフィナーレを聞きながら空を見上げる。ナトン・タウンの裏道は、小さな劇場。スコールのカーテンが開けた時が開演の合図。

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■ サムイ島からスラー・ターニーへ
サムイ島滞在最後の日の朝は、激しい雨が降り出し道路はみるみるうちにひざ丈まで冠水してしまった。ソンテウの跳ね上げる泥水のしぶきを見ながらナトン港へと向かう。そんな中、大きなウッドベースをシートでくるみ抱きかかえたイスラエル人が乗り込んで来た。演奏をしながら世界を旅してるそうだ。水浸しの道を抜けソンテウは海岸線を走り、ナトン港へと向かう。到着する頃には雨は止み、山の上に雲を残しつつも雨雲は通り去った。埠頭から白い雲が山の中腹に漂うのを背にフェリーに乗船する。そして本島のスラー・ターニーの港へ。島が小さくなりながら霧の中に消えてゆく。

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サムイ島からスラー・ターニーへ向かう船のデッキ。手にすっぽりと隠れてしまう小さな携帯電話でこれから会うだろう人と話をしている。もう待ち切れないという気持ちが、仕草にありありと出ている。


泰国 | 蘇梅島
タイ、サムイ島
Koh Samui, Thailand
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2006年05月24日

Sketches of "Koh Phi Phi" -Thailand, 2004-

■ プーケット・タウンからピピ島へ
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昨夜から降っていた雨はやみ、抜けるような青空と痛いほどの太陽の光。プーケット・タウンで軽い食事を取り、船着き場へと向かう。船に乗りいざピピ島へ。小気味よいエンジン音が船の快調さを伝えている。

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船尾で激しくうなるエンジンの音はスリリング。雲をまっぷたつに切り裂きそうだ。スクリューが激しく海面を叩き付ける。真っ青な海をまっぷたつに割りそうだ。そして、宙に舞う波しぶきが雲になる。

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船のデッキへと登る。吹き付ける風と降りそそぐ太陽の視線が心地いい。

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海はひたすら青く。空は限りなく広がる。雲は真っ白でとってもおいしそうだ。ソフトクリームが食べたくなった。

■ ピピ島にて
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タトゥ屋にて。小さな島だけど、ここではナイトライフをおくるには事欠かかない。夜通しの不規則な生活も、朝には波の音で癒してくれる。楽しくて、気持ちよくて、脳がとろっと溶けてしまいそうなくらいだけれど、でも、それもほんの少しでいいやと思った。

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島の中ほどにあるピピ島の展望台、「MOUNTAIN VIEW POINT」。ここからトンサイ湾側を一望出来る。天気が良ければマレー半島も見えるそうだ。霧雨で木々は薄灰色の空へと溶けてゆき、うっそうと木が繁る薄暗い山道を登り切ると、頂上には楽園のような光が舞い降りた。


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