2020年05月26日

エケベリア「ルノーディーン」多肉植物栽培記(2020年5月)

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Echeveria "Lenore Dean" (May 2020)


ここんとこいい季節で緑に目が向く。ずいぶんと久しぶりにプロトリーフさんに行ってみた。まだ時間短縮での営業みたいだったから、いつも出かけている時間帯よりも少し早くに家を出る。店内は太陽の光が行き届いていてずいぶんと明るい。ここは、やはり観葉植物や多肉系の種類が豊富で、季節柄、たくさん入荷していた。立地がRICHな二子玉川にあるだけに、やっぱり全体的に高めな感じはあるんだけれど、ディスプレーの見せ方や、鉢植えの仕方なんかはすごく参考になる。

アガベも数種類入荷していて、チタノータもけっこうあった(おそらく「FO-076」が3,300円〜)。今時期はパキボディウムやアデニウム系が充実していたので、いろいろ見てまわる。いや、ほんと飽きない。多肉棚はテラスのほうにあり、エケベリアが豊富だった。そのなかでひときわ目を引く美しいものが並んでいた。一見、「吉祥冠錦」にみえる斑入りの多肉。ほんと、遠目からみるとアガベみたいにみえた。はじめ、客が一度手にとったアガベを間違えてその場所に置いてしまったんじゃないかと思ったくらいで、まわりにあるエケベリアたちとは、どこか風格が違っている。確認するために、ポットに付いたプレートをみるとエケベリア「ルノーディーン」と書いてあった。そして「ディーン」という響きを耳の中で反すうする。輝かしいアメリカのフィフティーズの象徴「ジェームス・ディーン」、1970年代、幻想的なイラストで魅了した「ロジャー・ディーン」。この「ルノーディーン」も、きっと過去の素敵な「Dean」の意味を受け継いでんだろう、みたいな一方的な思い込みをふんわり膨らませてくれる何かがある。なんでも、あまり出回ってないレア品種らしく、なかなか気難しい多肉なんだとか。ちょっと僕に育てられるかどうかはわからんけれど、クリーム色とグリーンがきれいに混じったこの美しい葉に魅せられてしまい買ってしまう。購入時点での、葉の直径は約12cm。

通常、多肉は葉挿しで増やすことができるんだけれども、「ルノーディーン」の場合は葉挿しでの成育も難しく(斑入りのため、光合成をするための葉緑素が少ないんだとかで成長も遅いそう)、また仮に葉挿しで上手く育ったとしても、斑がきれいに出現しなかったり、先祖帰りして斑がなくなってしまったりと、増やすのが極めて困難だそうで、それが希少さの所以になっている感じ。色白で太陽の光に弱く、また気難しい、ってなんかナボコフの小説に出てきそうな少女っぽいところもいい。この「ルノーディーン」、「コンプトンカルーセル(Compton Carousel)」という別名でのほうが知られているっぽい。さて、まだ購入時のポットのままだけど、どうやって植え替えようか? このキレイなロゼットを壊したくないので、根を傷めないようにしないと、だ。


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posted by J at 09:00| Comment(0) | 多肉植物/ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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