2017年02月13日

世界の鉄道:サトウキビ鉄道と牛車(インド)


Sugar Cane Railway in India

はっきりしない記憶がふとよぎる。以前何かで見た、ボルネオ島のサトウキビ鉄道の写真。旺盛に茂ったサトウキビ畑の中を、小さな機関車が走っている色褪せたカラー写真とそれに関する web ページだったような。それがボルネオ島だったということも確かではなく、ただ日差しの具合や空の感じ、写真に写っているものから見てとって、それがボルネオだったと思い込んでいただけなのかも。まぁ、そうした小さなきっかけがあるだけで十分なわけで、僕が探して見たかったのはサトウキビ列車の動画だった。記憶にあるその写真と同じような光景が見れることを期待して。そしていろいろ見ていくうちに、ボルネオのサトウキビ列車がさっぱりと見当たらず、もしかすると頭の中で違う何かと何かが結びついただけだったんじゃないかと思えてきた。でも、各国のサトウキビ鉄道関連の映像でいいものがいっぱいあったので、結果満足。こういったプランテーションでの交通インフラがどんなふうにして敷設され今に至っているんだろうという、次の興味への入口になる。

フランスのドコービルという会社が、簡易で安価な狭軌・軽便鉄道技術を、当時のヨーロッパの植民地などに輸出していたらしく、今もその時代の車輌が使われ現役で活躍しているのなら、百年近く経っていることになって、時代を経たなにかどっしりしたものがきっとあるんだろうと、また想像広がる。

上の動画は、インドのサトウキビ鉄道。列をなす牛の荷車と蒸気機関車(前後ろ逆に連結してるけど、こういう使い方をするみたい)や、塵で鈍く濁った空の色などの構図が、どうにもインドっぽくて、こののんびりとした空気はイギリスが統治していた時代とさほど変わってないんじゃないかと思えたり。サトウキビ鉄道はその場所に合わせて敷設されているからバリエーション多く、いい動画がたくさんある。

そいや、ビルマに行ったとき、ビルマで初めて口にしたのがサトウキビの茎から搾りだしたジュースだった。空港からヤンゴンの中心部へと走り、降りた場所がどの辺りなのかさっぱりとわからない状態でうろうろしていたときに、喉を潤してくれた飲み物。まだ軍事政権で外国人旅行者は少なく、現地の人が投げかける視線と人波に酔い、強い日差しを浴びて気力が弱まっているときだった。ガラス製ビアマグに注がれた、淡い麦わら色の濁った液体は甘く、力が湧いた。


ドコービル - wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB

SugarCainRailway-India.jpg
上動画のキャプチャー。
posted by J at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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