2016年12月09日

Tiger Beer(Beer Bottle Series)

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" Tiger Beer " (Dec. 2016 / 257 x 364mm)
Ink, Watercolours and Coloured Pencil on paper



Past Works / Beer Bottle シリーズ /
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" Chang Beer " (Oct. 2016 / 257 x 364mm)
Ink, Watercolours and Coloured Pencil on paper

多分タイで一番ポピュラーなビール、チャーン・ビール。タイ・ビバレッジの主力商品。(タイに行ったときは)シンハーよりも安いので、コンビニなんかではついこっちを選んでしまったりするが、チャーンは悪酔いするから飲みすぎないように、と言われてからはちょっと意識するようになった。噂の域でしかないけれども、チャーン・ビールは、何か混ぜ物がしてあって多量に飲むとひどく悪酔いするするのだとか。いや、単にアルコール度数がやや高めだからなど、本当の理由はわからない。といっても、僕は酒に弱いこともあって(特に穀物系原料のもの。穀物以外の原料=ワインやラムはまだ少し大丈夫)、ビールは2本飲むのが精一杯だから、そういった真贋定かでない話も自分の舌で確かめることができない。日本で販売されているものはタイのものより、度数控えめになっているので、アルコール度数うんぬんでは悪酔いの要因にはならなさそう。

チャーン・ビールは英国プレミア・リーグ「エヴァートン」のスポンサーにもなっていて(他、スペイン・リーグのFCバルセロナのスポンサーも)、サッカー・ファンの間でも知られている。チャーン・ビールのライバル企業シンハーも同じように欧州のサッカー・リーグとスポンサー契約を結んでいたりと、タイ企業の元気さがサッカー界の広告市場を通して見える感じがする。欧州のビール事情(シェアなど)がどうなってるのかは知らないが、ヨーロッパで展開しているタイのこの2大ビール会社は、ヨーロッパで売り上げを伸ばそうと思っているのかな? ここはちょっと不思議に思うところ(あるいは広告費に見合う売り上げが出せているのか)。こうして欧州の中で競うように広告を出している意味というのは、多分、サッカーの人気が高いタイ国内でのタイ人に向けたもののような気がする。プレミア・リーグや欧州のサッカー・リーグのスポンサーになっているんだぞ、ということが地元タイでの誇りになって、その上で自国での消費が増えてくれるだろう、というちょっと間接的な意味合いのある広告の出し方なんじゃないかと思ったり。




QuilmesCerveza-May-2016.jpg
"Quilmes Cerveza" (May 2016 / 257 x 364mm)
Ink, Watercolours and Coloured Pencil on paper

南米のビールって日本ではあんまり馴染みないよなぁと、思っていたのは僕くらいだったようで、ビール好きな人の間では、けっこう有名なんだそう。アルゼンチンのビール「キルメス(セルベーザ)」。メキシコといえばコロナ、みたいな感じなのかな? この「キルメス」、本国でのシェアが75%とほぼ市場を独占状態。ブエノスアイレスでビアを愛飲デス。
本場、ドイツやベルギー、イギリスの(有名な)ビールは大きなスーパーに行けば、すぐに手に入るのでさほど珍しいとは思わなくなったけれど、第三世界のビールとかが店頭にあったりするとやっぱり興味深々で見てしまう。ふと、チベットのビールって見たことないなとか思ったり。チベットは麦の栽培は盛んだから、原材料は問題ないとは思うけど、標高が高いから発酵が難しいのかもしれない。以前東チベットに行ったときは中国のビールしか見なかったような記憶。まぁ、特にビール好きでもないし、高山病で頭痛に悩まされていたので、あのときは飲む気すらしなかったけれど。
で、日本でキルメスを売ってないか調べてみると、あっけなく見つかりやや拍子抜け。肉のハナマサのオンライン・ショップ「Animo!」でめっちゃイチオシしていたので、けっこう飲んでる人は多そうだ。いつの間に。




TaiwanBeer-May-2016.jpg
"Taiwan Beer / 台湾啤酒" (May 2016 / 210 x 297mm)
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SilverCreamBeer-May-2016.jpg
"Silver Cream Beer" (May 2016 / 210 x 297mm)
Ink, Watercolours and Coloured Pencil on paper

アメリカの中西部、五大湖に隣接したミシガン州(Michigan)にあったブリュワリー "Menominee-Marinette Brewing Co. Inc." のボトル缶。会社は、1950年から1961年までのわずか11年間しか存在しなかった模様。アンティークのビア・ボトルを探していたときに見つけた画像。ボーダーのデザインが気に入って描いた。昔のビールってこんな缶に入っていたんだなぁ。と、ビール缶の歴史を少し調べてみる。この形は、上部が三角円錐状になっているので「cone top」という名で呼ばれている。ガラス製ボトルに使われていた王冠が栓として流用できた。缶にはもう一つ、平べったい「Flat top」というタイプのもあり、これは「church-key」という尖がった専用オープナーで、(飲み口と空気穴の)二箇所穴を空けなければならず不便だったが、輸送面での利便性があった。アメリカで最初のビール缶がお目見えしたのは1935年1月24日、ヴァージニア州のリッチモンドが誕生の地。「Gottfried Krueger Brewing Company」が発売した二種類のビール、「Krueger's Cream Ale(緑色)」と「Kruger's Finest Beer(赤色)」で採用され、缶はフラット・トップ・タイプだった(禁酒法廃止の直後というのがまた興味深い)。その後、第二次世界大戦が始まり、金属(鉄)不足のため飲料用の缶は一時姿を消す。戦後も生産は続けられていたものの1960年には使われなくなった。1958年に安価で軽量なアルミ缶の登場によってバトンタッチ。まだこの時点では、今のようなプルタブ・タイプの缶はなく、1963年になって現在お馴染みのアルミ製プルタブ式のものが市場に出回る。


Michigan Beer Cans
http://www.mbcinfo.com/

e Beer Cans
http://www.ebeercans.com/Silver-Cream-Beer/431/
ビア缶についてのサイト、製造年や材質、細かな仕様などが載っていてマニアック度が高い。サイト内検索で アメリカで最初のビール缶 "Krueger's Finest Beer" を見てみると1,000〜5,000ドル(現在のドル円レートで、約11万〜55万円)の価値があるとか。おそらく、取引の実勢価格というよりも、コレクターの願望が多少値付けに反映されているんだろうとは思う。

Jan. 24, 1935: First Canned Beer Sold (WIRED)
http://www.wired.com/2011/01/0124first-us-canned-beer/

A Brief History of Flat Top Beer Cans
http://www.complex.com/pop-culture/2012/06/a-brief-history-of-flat-top-beer-cans/flat-top-beer-cans

Old Breweries
http://www.oldbreweries.com/



SinghaBeer-May-2016.jpg
"Singha Beer" (May 2016 / 210 x 297mm)
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SinghaBeer-May-2016-Detail.jpg
- Detail -






posted by J at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ Drawings | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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