2025年11月16日
涼宮ハルヒの帰還!劇場版「涼宮ハルヒの消失」2026年2月6日、限定上映!!
劇場版『涼宮ハルヒの消失』予告編(2026年)
( KADOKAWAanime / 2025.11.14 ) https://www.youtube.com/watch?v=Lhl6OILtwx0
「12月16日、地球をアイスピックでつついたとしたら、ちょうどいい感じにカチ割れるんじゃないか、というくらいに冷え切った朝だった」
映画冒頭、キョンのセリフ。ウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」の冒頭「港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった(The sky above the port was the color of television, tuned to a dead channel.)」と同じ位にシビれる一文。この一言でもう名作だなと予感させるものがある。
一昨日、突如アップされたこの劇場版「涼宮ハルヒの消失」の2026年版PV。『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの20周年企画第1弾として、来年2026年に2週間限定でリバイバル上映される同作のプロモ動画だった。PV観ながらめっちゃ目頭熱くなり、涙出そうになった。僕はリアタイ勢ではないけれど、初めて「涼宮ハルヒの消失」を観た時の衝撃と感動は覚えている。京アニの最高傑作と言っていい作品で(日本アニメの最高作の一つだとも思う)、毎年冬になると観返すくらい、何度観ても飽きない映画だ。前半の重くるしい空気感の中、謎が提示され、後半にかけて徐々にそれらが解けてゆく疾走感がめちゃ最高で、アニメシリーズで散りばめられたいくつかの伏線が見事回収されるゾクゾク感が、もうほんとたまらない。インターネット黎明期のガジェットと当時の"未来感"が、物語映像と見事に合っている。そっかハルヒ20周年なのか。
アニメを観ていて、ハルヒの生み出す閉鎖空間は、ピンチョンの「重力の虹」のV2ロケットと繋がってるんじゃないかと感じたりもした。谷川流さんは大のSF好きでもあることから、あながち的外れではないような気がする。シリーズ全作を読んだわけではないんで、漠然としたフックではあるが、ちょっと関連付けできるのか、そのうち読み解いてみたい。
にしても2025年に続いて、2026年はスゴイ年になりそう。わかってるだけでも「まどマギ」の新作、「響け!ユーフォニアム」の劇場版、そして「楽園追放 心のレゾナンス」が公開予定になっていて、さらに「涼宮ハルヒの消失」の限定上映があるなんて、ちょっとワクワクだなあ。
2025年11月14日
劇場版「チェンソーマン・レゼ篇」3回目観に行った。

劇場版「チェンソーマン・レゼ篇」入場者プレゼント第4弾 & パンフレット
劇場パンフは、透明ケースにパンフレットが収まるタイプで、ケースの裏面にも印刷がされていて、抜き出すと絵柄が見えるという凝った仕様。カッコイイ!!
「チェンソーマン・レゼ篇」三回目にして、ようやく来場者特典もらえた(そして、しばらく売り切れ状態だったパンフレットも入荷していた)。観に行ったのは<入場者プレゼント第4弾 >が始まる11月1日(土)だった。この日は、ファースト・ディと週末初日が重なる日で、劇場にとってはめちゃ書き入れ時やったと思う。事実、シアターはほぼ満席だった。
「レゼ篇」の来場者特典は毎回、数が少ないせいか、日曜日にはもう配布終わっていることが多く、劇場によっては早々となくなっていたりした。公開当初は一回くらい観ておけばいいか、てな気持ちでいたもんだから、行くのがちょっと遅れてしまった。で、最初観たときに、めちゃ感激してハマった。この作品、これまでの日本映画の中でも、数本の指に入るくらいの大名作だと感じた。映画としてほんと完璧。今、この作品が公開されている同時代を生きていて、この映画にリーチできてない人は、それだけでセンスが欠落してるんじゃないかとすら思う(←これ、決して大袈裟に言っているわけではなく、かなり控えめに言ってだけれど)。
現在、興行収入が約83億円。もうちょいで100憶に届きそうなんで、出来れば超えて欲しいな。
CINEMAランキング通信・歴代興収ベスト100
https://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/
■ 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』:劇中歌「ジェーンは教会で眠った」(2025年11月05日)
http://tavola-world.seesaa.net/article/movie-chainsawman-reze-arc-jane-slept-in-the-church.html
■ 感想:劇場版「チェンソーマン・レゼ篇」二回目はIMAXで。(2025年10月27日)
http://tavola-world.seesaa.net/article/review-movie-chainsawman-reze-arc-imax-oct-2025.html
■「チェンソーマン・レゼ編」北米公開スタートで最高の評判!(2025年10月25日)
http://tavola-world.seesaa.net/article/movie-chainsawman-reze-arc-review-by-rotten-tomatoes.html
2025年11月12日
フィロデンドロン「ピンク・プリンセス・ギャラクシー」観葉植物栽培記(2025年秋)

Philodendron Pink Princess Galaxy ( Oct. 2025 )
フィロデンドロン「ピンク・プリンセス・ギャラクシー」
高画質版:https://tagong-boy.tumblr.com/post/800014383428370432/
今年は例年にないくらいの猛暑で、しかも本格的な夏に入る前から、とにかく暑い日々が続いた。GW過ぎたあとから急激に気温が上がり、植え替えをするタイミングを失って、育てている観葉植物の管理ができない状態になっていた。本来なら成長期の前に植え替えを済ませ、新しい鉢の中で夏の生育をしっかりとさせるのがよかったのだが、今年はその時期がなく、水やりをするだけで精一杯だった。種類が増えすぎたのも大いに影響していて、枯らしてしまったのも多く、そのことがダメージになって、さらにやる気がなくなった感じ。なので、新しいものを求める気持ちはなく、どちらかと言えば、ちょっと鉢の数を整理しなければと思い始めたりもした。そのため、今年はあまり園芸店に行くことがなかった。
で、秋になり、久しぶりにホームセンターをのぞいてみると、ん? ピンク・プリンセスの素敵な柄が置いてあった。「これ、ギャラクシーだよな。もう、専門店ではなくホームセンターにまで流通するようになったのか」と一瞬思いつつ、値段を見てまたビックリ! なんと1,000円を切る価格で売られていて、即買いだった。<フィロデンドロン・アソート>のカゴに入っていた中の一つで、リング・オブ・ファイヤーの斑入りなんかも同じ価格帯で並んでいた。ほんとびっくり。お店の人も、すごく綺麗ですね、なんて言ってたんで、すごい嬉しかった。
買ったはいいものの、さて、これからの冬をどうしようか? というのが目下の悩み。植え替えは厳しいよな。でも、現状のポリポットのままで春まで育てるのも厳しそうだし、判断が難しい。

葉のクローズアップ。霜降り具合が美しい。

